最近、子どもの好き嫌いが多くて困る!
バランス考えて夕飯を作っても残されるし、ストレスすごい…。
たしかに、仕事から帰ってご飯作っても残されると辛いよね。
みんなはどうしているんだろう?
子どもの食事を準備するのって大変ですよね。栄養を考えて、主食とタンパク質とビタミンと…。
でも一生懸命作った日に限って子どもが食べてくれない!!なんてママも多いはず。しかも、キャラクターものの市販のレトルトカレーだとペロリと食べられちゃうと自信喪失してしまいますね。
私もそれで何度落ち込んだことか…。
でもあることを思いついたらストレスが減ったんです!!
今回は子どのも食事作りに関する考え方と我が家で実践中のメニューをお伝えします!
みなさんこんにちは。
現役看護師&2児母のみゅーりです!
- 2021年から訪問看護師
- それまでは数カ所の総合病院で勤務
- 加えて現在は臨床心理系の大学院在籍
- 脳外科、整形外科、循環器科、消化器内科の経験長め
- 一年だけ大学教員の経験あり
- 姉弟の二人育児中のワーママ
病院勤務と訪問看護師の違いや、訪問看護師ならでは悩み、育児などなど、
皆さんのお役に立てる情報を紹介していきます!
【手間をかけた時に限って食べてくれない?】ママあるある子どもごはん事情
子どもの食事にとって欠かせないのは栄養バランス。我が家も育ち盛りの子供たちがいるので、しっかり栄養をとっていただきたく毎日頭を悩ませておりました。
そんな親の思いは知らない子どもたち。夕飯の時に食卓に並べられたメニューを見るだけで「食べたくない!」と言ってみたり、食べたいものだけ食べて「おなかいっぱい、もういらない」などと言われたママも多いでしょう。
我が家ももれなく言われております…。
いろいろ考えて作った食事を残されると落ち込みますよね。そして、食べた量が足りないのではないか、バランスが偏るのではないかという悩みやストレスにつながります。
「嫌いなものも食べないと大きくなれないよ!」なんてよく言ってしまいますが、そんなのは屁理屈にすぎません。
さらには、そのように脅してまで食べさせるのなんて良くないってどのママだってわかっています。
それでも言わずにはいられません。ママが一生懸命作ったごはん、美味しかったって完食してほしいからです。
しかし、仕事でぐったり疲れて帰宅後に申し訳ない気持ちでいっぱいで出したレトルトカレーにはあっという間に平らげる。
わかる。何であんなにレトルトカレー好きなのかね。
ママが作ったごはんは食べてくれない、でもレトルト食品は食べてくれる、という状況ではもうストレスが溜まりまくりますよね。
ママが料理を作り、味見をしてみてこれなら大丈夫!と思っても、その中に嫌いな材料が一つあるだけで子どものモチベーションは急降下します。
例えばコンソメスープの中に、子どもが好きなベーコンとコーンが入っていたとしても、そこに嫌いなピーマンが入っているだけで「スープが嫌い」となってしまうのです。
嫌いなものも残さず食べるというルールは間違っていません。それが子どもの成長にとって必要なものであったり、好き嫌いのない大人にはなってほしいと思うのが親だからです。
でも、それを意識するあまりに、食べない→ストレス→さらに食べたくなくなる→もっとストレス、という悪循環になっては料理をするモチベーションを保てません。
ある程度のモチベーションを保つためには割り切ることも必要ですよ!
ある程度の割り切りも必要!外でしっかり栄養を取ってきてください!
我が家では基本的に私が料理をしていますが、私は料理が得意ではありません。メニューを考えるのも好きではないです。
自分一人だけであれば、その時の気持ちで適当に済ませられるのですが、子供がいると何か料理しなければ!と感じてしまいます。
ある時、ママ友に「保育園でちゃんと栄養摂れてるし、家では手抜きしたっていいよね!」と言われました。
それまではそのように考えたことがありませんでした。確かに保育園はプロが考えた献立だし、しっかり食べてくれれば家で細かく悩む必要ないですよね!
それからは、子どもの食事に対して深く悩むことをやめました。もちろん、栄養バランスを考えたメニューを食べさせられれば一番良いでしょう。
しかし、悩みすぎてストレスが溜まるくらいなら悩まない方がいいに決まっています。
小学校低学年で超小柄な娘は朝食でパンを食べるのが好きで、最近では厚めの食パンを2枚と牛乳が定番です。厚めの食パンって大人でも一枚で十分ですよね。
小さな娘がそんなに食べるなら、栄養を考えたメニューを出してほとんど食べずに終わるより十分だな。
夕飯も一緒です。一汁三菜は理想ですが、毎日考えるのは大変です。できるときだけやればいいんです。
また、子どもが食事を食べたくない時は無理強いしません。大人だって食欲がないときはありますよね。一食くらい食べなくても、体調が悪化することなんてほぼありません。
疲れているのかもしれないし、気分が乗らないだけかもしれません。そんな日もあるよねとさっさと諦めてしまうのが一番です。
完食してもらうために”ご褒美を用意する”か”外さないメニュー”で挑む
割り切ることも大事ですが、やっぱり作った料理を食べてほしいという気持ちもありますよね。
そんな時は食後のご褒美を準備したり、これなら完食してもらえるテッパンメニューを考えておくと良いでしょう。
子どもが喜ぶご褒美を食後に準備をしておくと、頑張って喜んで食べてくれる場合があります。
たしかに!大人だって頑張った後のご褒美って大事だよね。
ご褒美もいろいろだと思いますが、我が家は果物などのデザートで頑張ってもらいました。果物だとビタミンも取れますしね!
しかし、ご褒美の乱用には注意が必要です。なぜなら「ご褒美がないなら食べない!」ということになる可能性があるからです。
たまにはご褒美のために頑張ることも良いですが、それが当たり前になってしまうのも困りますよね。苦手な食べ物が多めの日などに上手に使えると良いですね。
また、これだったら必ずパクパク食べてもらえるというメニューがあると良いでしょう。献立を考えなくても良いし、残されることによるストレスもありません。
何より、全部食べてもらえるという嬉しさは大きいですよね!
我が家での完食してもらえるテッパンメニューをご紹介しますね!
【実録!我が家の外さないメニュー3選】今だけの期間限定かもしれないけど
具だくさんのおみそ汁もしくはスープ
おみそ汁やスープだと食べてくれるという子どもって多くないですか?我が家も汁物は食べてくれます。具だくさんにしておくと、いろいろな野菜、お肉やお豆腐などのタンパク質も摂ることができますね。
ただ、入れるものによっては好きな具材と汁だけ飲んでごちそうさま!なんてこともあります。残されることは悲しいものです。
しかし、お野菜って煮ると栄養成分が染み出してきますよね。ということは、野菜そのものを残されたとしても、汁を飲んでくれると野菜の成分を摂ることができるんです!
たしかに煮込むと栄養満点のスープができそう!
屁理屈かもしれませんが、栄養をしっかり摂れた!という自己満足で今日も野菜スープを作ります。
牛丼ならぬ豚丼
スーパーで特売の豚小間肉を使って作る豚丼です。
材料は玉ねぎ、豚肉、砂糖、めんつゆ、水だけです。
玉ねぎは薄くスライスして炒めます。玉ねぎが透明になったら豚小間肉を入れます。豚肉にある程度火が通ったら、砂糖とめんつゆ、めんつゆの濃度に合わせた水を入れて煮込みます。
例えば3倍濃縮のめんつゆなら、めんつゆ50ml・水150mlというイメージです。
玉ねぎに味が染みたら完成です。作り方はとても簡単ですし、味もめんつゆが決めてくれるので安定しています。
丼物にすると、おかずをたくさん用意しなくて良いですよね。また、玉ねぎが入っているので野菜も摂れます。
ポイントは、玉ねぎを薄くスライスすることです。大人は玉ねぎのシャキシャキ感が好きですが、子どもは苦手な場合があります。玉ねぎはクタクタにすると良いでしょう。
薄くスライスするとめんつゆで煮込むことで茶色くなり、肉と似た色にして分かりにくくするというメリットもあります。
ときどき冷凍の枝豆を殻から出して混ぜることもあります。
彩りも良くなりますよ!
市販の麻婆豆腐
これはかなりお世話になっています。麻婆豆腐は子供たちの大好きなメニューです。しかも市販の麻婆豆腐の素をを使うと、作り方も簡単!
時々ねぎやピーマンをみじん切りにして入れたり、冷凍庫にストックしているむきエビを入れたりとアレンジしています。
やはり、市販の素って美味しさが安定しているよね!
しかし、子どものブームはすぐに変わるというデメリットもあるんです…。
昨日まで食べてくれていたものを、今日は食べてくれない!なんて経験したことはありませんか?子どもは食事に限らず何でもすぐに飽きてしまいます。
テッパンメニューもいつかは飽きられると考えておいた方が良いでしょう。
まとめ
今回は子どのも食事作りに関する考え方と我が家で実践中のメニューについてお伝えしました。
- 手の込んだ料理に限って残されるのはママあるある
- 完璧を目指さない、求めない
- 保育園や学校でバランスの取れた食事をしているので家では手抜きでも大丈夫
- 食後のご褒美やテッパンメニューを準備しておくとパクパク食べてもらいやすい
- テッパンメニューはいつ飽きられるかわからないので注意
子どものごはんづくりって本当に大変ですよね。毎日頑張っているママたちもお疲れ様です。
でも頑張りすぎてストレスを溜めてしまうことはよくありません。上手に工夫や手抜きをしながら、子どもとニコニコした食卓を囲めると良いですね!
自分のペースに合わせようとするのではなく、子どものペースに自分が合わせて工夫できるのが一番ですよ!
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