病院で働くときは白衣とかスクラブが多いよね?
訪問看護でも同じなのかな?
白衣の天使という代名詞がつくほど、看護師のユニフォームは白衣のイメージがありますよね。
今でも白衣の天使っていうのかな!?
最近はスクラブを着ているところも増えてきているよね!
病院に行っても、白衣の看護師を見かけなくなった気がしますね。
今は白衣の天使とは言わないのでしょうか…?
今回は看護師の服装について、病院勤務と訪問看護の違いも含めてお伝えします。
みなさんこんにちは。
現役看護師&2児母のみゅーりです!
- 2021年から訪問看護師
- それまでは数カ所の総合病院で勤務
- 加えて現在は臨床心理系の大学院在籍
- 脳外科、整形外科、循環器科、消化器内科の経験長め
- 一年だけ大学教員の経験あり
- 姉弟の二人育児中のワーママ
病院勤務と訪問看護師の違いや、訪問看護師ならでは悩み、育児などなど、
皆さんのお役に立てる情報を紹介していきます!
病院看護師のユニフォーム
白衣はワンピースよりパンツタイプが動きやすくて良い!!
看護師のユニフォームといえば、白衣というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
私が新卒で就職した総合病院は、白のワンピースか薄水色のパンツタイプのユニフォームでした。生地があまり丈夫ではなかったため、気をつけないと下着が透ける危険がありました。
さらに昔はワンピースにナースキャップが看護師の当たり前の姿でした。
しかし、ナースキャップは衛生的ではなく、現在多くの病院では採用されていません。
私が卒業した大学では戴帽式もなく、職場でもナースキャップをかぶったことがありません。
また、看護師は力仕事もあります。例えば、自も分より体の大きな患者さんの体の向きを変えたり、ベッドから車椅子へ乗せたりします。
そんなときは、患者さんの安全と、自分の腰を守るためにも足を大きく開き腰を落とし…というような動作が必要です。
そのため、ワンピースではとても動きにくいのです。
余談ですが、以前、美人で仕事ができる同僚が、体型維持を意識するために敢えてワンピース白衣を着ていました。
そういう考え方もあるのか…と思いました。
最近はスクラブタイプのユニフォームを採用しているところも多い
スクラブタイプのユニフォームを着ている看護師も増えてきましたね。
スクラブも種類が様々ですよね。以前働いていた職場ではこのようなものを着ていました。
個人的な感想としては、白衣よりもスクラブのほうが生地の素材の伸縮性もあり動きやすいです。
もちろんスクラブによって違うので、選ぶときは気をつけてみてくださいね!
訪問看護師のユニフォーム
ポロシャツとチノパンのステーションが多い
訪問看護では、病院よりも動くことが多いです。特に都内の訪問看護ステーションでは、移動が自転車なので動きやすい服装が求められます。
そのため、上はポロシャツ、下はチノパンやジャージ素材のユニフォームが多いです。
うちのステーションでは、こんな感じのユニフォームを採用しています。
下はネイビーのジャージ素材のパンツで、とても動きやすいです。
私服でOKの訪問看護ステーションもある‼
ステーションによっては、指定のユニフォームがないところもあります。
私服で出勤、仕事もそのまま私服で行うのだそうです。
看護師で私服OKなんて考えたこともなかったので、びっくりしました。
ただ、私服だとどんな服装にしたらよいか迷ってしまいそうですね。
動きやすく、多少汚れても構わない服装、それも毎日です。ユニフォームがある方が考えなくて済むので楽かもしれませんね。
服装を毎日考えるのは面倒だけど、慣れたら案外楽かもしれないね。
靴下は白と決まっている病院が多い!訪問看護では訪問先に応じた選択を
実は靴下までもが規定がある病院が多い
皆さんの職場では靴下の規定はありますか?
私が働いていた病院では、靴下の色は白でワンポイントまでならOKでした!
ナース専科が2017年に調査したところこのような結果になりました。
画像引用元:ナース専科
やはり、白い靴下を履いている病院が多いですね。
なぜ白い靴下なのかというと、清潔感を与えるためと汚れた時にわかりやすいからです。
病院スタッフ、特に医師や看護師は清潔感を持っていてほしいですよね。やはり靴下も白い方が、与える印象が変わってきます。
また、職業柄さまざまな理由で汚れてしまうことがあります。汚れが感染の原因になることもあります。そのために、汚れの目立ちやすい白い靴下を履くようにしているのです。
訪問看護に適した靴下ってあるの?有るんです‼︎
今ままで先輩方の訪問に同行して気が付いたのですが、白靴下を履いている先輩はいませんでした。皆さん紺やグレー、黒などの靴下。貸与されたユニフォーム以外は規則的に緩いのかなと考えていました。
しかし、私はまだ新米の身。一人前の訪問看護師として働けるようになるまでは、最低限身だしなみは大切にしなければならないと考え、白い靴下で勤務してきました。
しかし、病院時代よりも靴下の汚れがひどいことに気が付きました。そして、洗濯をしてもなかなかきれいにならないのです。
普通、洗濯をすればある程度きれいになるものです。しかし、履いて仕事をするたびにどんどん汚れていきます。
訪問看護は在宅療養する方のところに出かけてケアを提供します。日々の生活に余裕があり掃除の行き届いたご家庭もあれば、なかなかそこまで行きつかないご家庭もあります。
ちなみに我が家も、私が掃除しないせいでなかなか汚いです…。
そのような場所で看護提供するということは、靴下が汚れる可能性は大いにあります。
また、その日の予定によって、そのお宅の後に何箇所も訪問する予定が入っていることもあります。そのときに、汚れが目立つような靴下を履いている看護師を家にあげることを不快に思う方もいるかもしれません。
これらを総合して考えると、訪問看護に白い靴下は不向きなのではないかと考えます。
職場で白靴下と指定があるのであれば仕方ありませんが、指定がなければ、黒やグレーなどの汚れが目立ちにくい色の靴下を履くのが適切でしょう。
まとめ
今回は看護師の服装についてお伝えしました。病院で勤務するのと、訪問看護師として働くのでは服装にも違いがあることがお分かりいただけたと思います。
病院では
- 上下白のパンツタイプの白衣が多い
- 最近ではスクラブを採用している病院も増えてきた
- 靴下の色は白と規定されているところが多い
訪問看護では
- 動きやすいポロシャツやチノパン、ジャージ素材のユニフォームが多い
- 私服OKの訪問看護ステーションもある
- 靴下は病院よりも汚れる可能性が高いので、規定がなければ汚れの目立ちにくい色がおすすめ
訪問看護は服装も病院と大きく違いますね。
周りのステーションはどんな服装で働いているのか調べてみるのもいいですね!
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