訪問看護に転職した同僚が、なかなかトイレに行けないのが悩みだって言ってた。
行きたいときに行けないって辛いよね!
利用者さんの家で借りるわけにはいかないもんね?
みんなどうしているんだろう?
病院で働いていると、忙しすぎてトイレに行けないことがあっても、トイレに行きたくなったらどうしようなんて悩んだことありませんよね?
病院ではなくても大抵は自分の職場にはトイレがあり、行こうと思えばいつでも行けるものです。
しかし、訪問看護ではどうでしょう?利用者さんのお宅でトイレをお借りするなんてことはできません。でも我慢できなくなったら…?
私も、訪問に出るたびにトイレのタイミングについて悩むことがあります。
今回は、訪問看護師のトイレ事情と対策についてご紹介します。
みなさんこんにちは。
現役看護師&2児母のみゅーりです!
- 2021年から訪問看護師
- それまでは数カ所の総合病院で勤務
- 加えて現在は臨床心理系の大学院在籍
- 脳外科、整形外科、循環器科、消化器内科の経験長め
- 一年だけ大学教員の経験あり
- 姉弟の二人育児中のワーママ
病院勤務と訪問看護師の違いや、訪問看護師ならでは悩み、育児などなど、
皆さんのお役に立てる情報を紹介していきます!
訪問看護師のトイレ事情!訪問先では借りられないマナーとみんなの体験談
【暗黙のルール】訪問先のお宅でトイレを借りてはいけないマナー
訪問で移動しているときに、トイレに行きたくなってきちゃった!なんて経験はどの訪問看護師にもあるのではないでしょうか。
この後の予定は?1件なら我慢できそう…!1時間の訪問が2件続いて入ってるときは⁉なんてときは焦ってしまいますよね。
訪問看護師は利用者さんの家ではトイレを借りることができません。決まりがあるのではないですが、訪問看護師のマナーとして暗黙のルールとなっています。
訪問先が施設の場合は、スタッフの方に伝えると皆さん優しくトイレを貸してくれるので安心です。
皆さんはどんな体験がある?訪問看護師のトイレ事情体験談
トイレに行けない!と思えば思うほど、トイレに行きたくなってしまいます。人って不思議ですよね。
ここで、訪問看護師のトイレ事情にまつわる経験談を集めてみました!
ほんの一部を掲載しましたが、やはり、トイレ事情で悩んでいる方はとても多いようです。
7年経験していても、悩み続けるものなのですね。頭の中にトイレマップだなんて、訪問看護師のプロと言ってもよいでしょう。
計画的な予定を!水分摂取の方法も考えよう!訪問看護師のトイレ対策
トイレマップを脳内に作ってその日のスケジュールに組み込む
自分が訪問予定の地域内のトイレマップを脳内に作っておくとよいでしょう。また、訪問時刻や提供時間を考えて、どのタイミングでトイレに行くのが良いか考えておくことが重要です。
例えば、提供時間が30分の利用者さんであれば訪問が終わってからトイレに行こうとか、次の利用者さんは90分だから先に行っておこうなどとスケジューリングをします。
移動時間を考えるときに、トイレに寄る時間も含めて考慮しておくとよいですね!
店外にトイレがあるお店を把握しておくだけでも安心
訪問予定の地域のトイレマップを作ることはそう簡単ではありません。そんな時は、1~2か所だけでもトイレの場所を覚えておくと安心です。
その際に、お店の外に併設してあるトイレを覚えておくと急いでいるときにも、サッと済ませられるので所要時間が短くて済みます。
公園内の公衆トイレなどもありますが、なかなか整備が行き届かず衛生的に心配であったり、人気のないトイレだと不安に感じることもありますよね。
入ったはいいけど、トイレットペーパーがない!なんてこともあるので要注意です。
その点、お店の外にあるトイレですと、従業員の方も使用したり掃除もされているので安心して使えます。
どうしようもない時にはコンビニを借りましょう
切羽詰まって、どうしようもないときはコンビニのトイレを借りましょう。しかし、田舎ではコンビニの数も限られているので、場所はチェックしておきましょう。
お店に入って、トイレを借りたいときは必ず店員さんに一声かけましょう。そして、水やガムなど小物などでも良いので商品の購入をするとなお良いです。
コンビニのトイレは基本的にお店のお客様のものなので、やはり借りた際は何らかの買い物をするのがマナーでしょう。
またそのような対応をすることで、店員さんに好印象を持っていただく可能が高くなります。ユニフォームや訪問車で、事業者が分かることが多いです。
訪問看護師は事業所の看板を背負って歩いているので、印象って大事ですよね。
訪問看護は地域や地域住民に密着するという側面もあります。細かすぎるって思われるかもしれませんが、病院勤務とは違う部分ですね。
看板を背負ったスタッフの対応が、事業所の印象を左右するのでとても重要です。
水分を控えるべからず!利尿作用が低いものをチョイスしよう
トイレに行く回数を減らすために水分摂取を控えることは本末転倒です。看護師なら理解できますよね。
看護は体力を消耗する仕事です。よく汗をかくため、しっかり水分摂取をすることが必要です。
しかしトイレに行かないようにするために水分摂取を控えると、脱水が起こることは想像つくでしょう。ですので、水分摂取はしっかりと行ってください。
水分摂取がトイレに行きたいにつながるのではないかと考えるときは、利尿作用のあるカフェインが含まれている水分を避けるようにしましょう。
例えば、コーヒーや緑茶、エナジードリンクはカフェインが含まれている率が高めです。逆にカフェイン含有率が低い、水や麦茶、ルイボスティーなどをおすすめします。
まとめ
今回は、訪問看護師の業務中のトイレ事情についてお伝えしました。訪問看護師は訪問先でトイレを借りることはできません。
なかなかトイレに行けない訪問看護師は、次のような対策をしておきましょう。
- 1日の予定にトイレに行くスケジューリングを組む
- 訪問地域のトイレマップを把握しておく
- コンビニでトイレを借りるときには、看板を背負っていることを忘れずに
- 利尿作用の強い飲み物は控えよう
訪問看護師のトイレ事情は切実です。
慌てず落ち着いて看護提供をするために、トイレへ行くスケジューリングも忘れずにしておきましょう!
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