最近訪問看護に興味があって、転職を真剣に考えたいな。でも訪問看護の経験もないし、採用してもらえるのか心配…。
たしかに、未経験で訪問看護に転職するって難しそう。採用に合格しやすい志望動機やコツってあるのかな?
訪問看護に興味は持ったけれど、未経験では転職時に採用してもらえるか不安に感じている人はいませんか？
在宅医療は、病院での働き方とは考え方から違います。考え方から違うと言われるとますます不安になりますよね。
でも大丈夫です!私も訪問看護は未経験でしたが、無事に転職することができました。
ただ、転職活動の際にはかなり工夫をしましたよ。
今回の記事では私の経験を踏まえながら、未経験でも訪問看護に採用してもらえるような志望動機の伝え方についてお教えします。
みなさんこんにちは。
現役看護師＆2児母のみゅーりです!
- 2021年から訪問看護師
- それまでは数カ所の総合病院で勤務
- 加えて現在は臨床心理系の大学院在籍
- 脳外科、整形外科、循環器科、消化器内科の経験長め
- 一年だけ大学教員の経験あり
- 姉弟の二人育児中のワーママ
病院勤務と訪問看護師の違いや、訪問看護師ならでは悩み、育児などなど、
皆さんのお役に立てる情報を紹介していきます！
最低限理解すべき!医療と在宅の場の違いを理解して志望動機につなげよう
在宅医療に関わることが未経験であっても、まずは病院医療との看護の考え方の違いを理解しておくことがとても重要です。
違いが分からないと、「別に無理に在宅ではなくても病院でよいのでは?」と採用先に思われてしまいます。
訪問看護の考え方や仕事内容についてはこちらにまとめてありますので、ご覧ください。
また、考え方を理解しておくことは採用後の働き方にも関わります。病院と在宅の医療の違いを最低限理解しておかないと、採用後に働いたときにギャップに戸惑う可能性が高いです。
採用してもらえたらしっかりと働きたいですよね?そのためにも基本的な違いを理解しておきましょう。
インターネットでも在宅医療の情報がたくさんあります。しっかりと情報収集し、病院での看護と訪問看護との違いを伝えられるように準備が必要です。
またSNSは現場の生の声が聞けるのでぜひ活用してください。
私もネットでたくさん情報収集をし、SNSでも現場で働く人たちにいろいろ質問してみました!
自分の経歴に関連付けながらポジティブな志望動機を考えてみよう
情報収集をしたら面接でのやりとりを想定してみましょう。
訪問看護の分野が未経験の人は「なぜ訪問看護に転職しようと思ったのか」は必ず聞かれます。病院看護と訪問看護は考え方が全く違うので、なぜ転職したいのかは採用先は気になるところです。
また訪問看護に対する考え方を確認しておくことで採用後のミスマッチ、お互いの「こんなはずではなかった」を減らすことができます。
あなたはなぜ訪問看護への転職を考えようと思いましたか?必ず理由があるはずです。
転職を考えた理由を
- 病院看護と訪問看護の違い
- 自分のこれまでの経歴
と関連させながら伝えられると良いでしょう。訪問看護に対する志が高ければ、それを素直に表現できるとベストです。
また志望動機をネガティブに伝えることはよくありません。ネガティブな考え方よりもポジティブな意識を持った人材を採用したいと会社が考えるのは想像できますよね。
今の仕事に疲れ切ってしまい、新しい環境に身をおきたい人もいるはずです。それをポジティブな理由に置き換えて伝えることができると良いでしょう。
経歴から志望動機をポジティブに表現する方法をご紹介します。
例①主に急性期で働いてきた人
→一人ひとりの患者さんとじっくり向き合う時間をなかなかとれない。訪問看護ではケアマネから提供された時間の間、一人の利用者さんと向き合うことができる
例②主に慢性期で働いてきた人
→慢性期病棟で働く中で、状態が安定して施設や在宅での生活へ切り替える方々と関わってきた。慢性期の病棟から在宅へ移行した方々がどのような生活をして、在宅医療にどのような期待を持っているのか学びたい
私は外来勤務の経験もあったので、病院と在宅の橋渡しの観点から在宅医療について学びたいということも面接時に伝えました 。
応募する訪問看護ステーションについても、公式サイトや厚生労働省ががまとめている介護事業所・生活関連情報検索で特徴を確認しておきましょう。
私が応募した職場は、ステーションの他にもショートステイや有料老人ホーム、デイサービス、保育園なども運営しているので、そのあたりもチェックしておきました!
転職活動時の履歴書の経歴は細かく書こう!訪問看護は経験も超重要!
訪問看護は基本的に看護師一人で訪問するため、自分だけで判断する能力が求められます。従って経歴が多ければ多いほど、経験量が豊富なことを伝えられます。
訪問看護の仕組みは複雑で覚えるのに時間がかかります。しかし訪問の現場では即戦力が求められ、今まで培ってきた看護技術や判断能力は十分に活かすことが可能です。
私はショートステイの勤務に応募しましたが、面接時に履歴書を見た社長から「これだけ経験があるなら訪問看護はどうですか？」と聞かれて訪問看護勤務になりました。
ただし短期間での転職歴がある場合は、当然疑問を持たれますので答え方を準備しておきましょう。
現在考えている将来像も志望動機と一緒に伝えられるとさらに好印象
応募した訪問看護ステーションに入職したら、将来的にはどんな看護師を目指したいかを伝えられるようにしましょう。どの仕事でも目標を持って働く姿勢が大事ですよね。
また、まずは新しい仕事に慣れるために与えられた業務に真摯に取り組む意欲も必要です。
経験を重ねて、将来的にはスタッフを引っ張っていくような管理者業務に携わりたい等の具体的な目標も大切です。
たしかに、挑戦するならとことん頑張りたい気もする!
ただし未経験であまりにもスケールの大きな目標を伝えると、仕事に対する理解が足思われる思われる場合もあります。
将来の展望は大きく伝えながらも、まずは目の前の仕事への姿勢をアピールすることが重要です。
転職活動はエージェントを利用するとスムーズ！おすすめは【マイナビ看護師】
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私も転職するときは、エージェントを利用しています！
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病院の採用担当者と話すだけでなく、実際に現場に足を運んで情報収集を行っています。そのため、雰囲気や職場環境についての情報提供も行っています。
条件面だけでなく、職場の雰囲気をあらかじめ知っておけるのは嬉しいね。
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まとめ
今回は訪問看護へ転職する際に採用につながりやすい志望動機やコツについてお伝えしました。
・基本的な病院での医療と在宅での医療の違いについて知識を得ておく
・自分の経歴から、なぜ訪問看護に興味を持ったのかポジティブな理由を考える
・履歴書は経歴を細かく記載した方が、経験豊富な人材と見てもらえる
訪問看護は決して、未経験者には向いていないという職業ではありません。
病院と違って、一人の利用者さんにじっくりと向き合える仕事です。訪問看護が病院での看護とどのように違うのかを理解し伝えられることが大切です。
ぜひ、訪問看護の特徴を理解し、軸のブレない志望動機を準備して面接へ向かいましょう!
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